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口腔から肛門までの全消化管全域に、非連続性の炎症および潰瘍を起こす原因不明の非特異性炎症性疾患で、厚生労働省より特定疾患に指定されています。
◆原因
原因不明です。
※動物性脂肪分を多く摂っている人に出やすい症状だということが分かっています。
◆症状
病変ができている部位によって、出る症状が異なります。
主な症状は下痢と腹痛で、合併症が多いことがクローン病の特徴でもあります。
◆治療
薬物療法または手術療法 |
大腸のもっとも内側の粘膜に潰瘍やびらんができて炎症を起こす疾患です。
◆原因
原因不明ですが、免疫機能に関係があることは分かっています。
潰瘍やびらんが出来るのは、白血球が自身の大腸の粘膜を攻撃してしまうからです。(自己免疫異常)
また、食生活やストレスが影響して発症するとも考えられています。(遺伝的素因)
◆症状
粘血便、腹痛、微熱、下痢などが見られます。
死に至る病気ではありませんが、進行すると一日に二十回以上トイレに行くようになります。
これは便が出ないのに便意をもよおしてしまう為です。
※ごく稀に薬の副作用などで亡くなるケースもあります。
◆治療
薬物療法または手術療法 |
クローン病、潰瘍性大腸炎ともに原因不明で起こり、そして根本的な治療ができません。
しかし、治療によって症状を抑えることはできますから、症状が出たらすぐに病院へ行くようにしましょう。 |
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